アムスクエア再生とハウルの動く城

いやー、アムスクエアが今日復活しましたよ。
近鉄四日市駅前の複合商業施設だったんですが併設の松阪屋の後を追うように2001年に閉館。
まぁよくいう中心街の空洞化ですね。そりゃもうぽっかりと。


それが本日復活オープンということです。
1階から3階まではアピタが入るんですが、このオープンは少し後。
4階には最大規模となる宮脇書店、5階にゲーセン、6階にシネコンの109シネマズ。
隣にも映画館があるのにスクリーンを9個持つ東急系列の大型シネマコンプレックスですよ、奥さん。


さて、そんでもって今日はハウルの動く城の公開日じゃありませんか。
行くのか?行かないのか?それは愚問だ。
諸事情から両親と見に行くことになったが、時間は安いしレイトショーを見に行くことに。
感想等は以下に(ネタバレ注意)




さて、千と千尋の神隠し以来となる宮崎駿作品。
しかし原作はイギリスのダイアナ・ウィン・ジョーンズという児童文学作家の
魔法使いハウルと火の悪魔」という本から来ています。
題名からで宮崎駿が原作では小道具だった動く城という設定に惹かれたってことが分かる・・・。
まぁ今回も作中に出てきた飛行機も宮崎ワールド全開だったわけですが。
っていうかあれは飛行機と称して良いのか?


それはさておき、今回の注目は声優陣です。どれだけ下手かが各所で注目されてたらしいが。
結論から言わせてもらうと、これは本当に木村拓哉かと思った。
ドラマなどでは、いつも彼は自分に役を合わせるようなイメージがあったが今回は趣向が違うように思えた。
上手いか下手かは別にして。でも際立って下手な人はいなかったよ。うん。


映画が始まってまず思ったことはラピュタに似てるな、ということ。
背景も音楽もなんとなく似ているような気がした。音楽はもちろん久石譲だが。
映画のストーリーについては原作があるので今回はなんとも言えないが
主題は「愛と心」では?戦争関連はあくなでもその背景として存在しているだけといった感じ。
総合的な感想としては、どこかすっきりしない、何か胸に痞えているような感じがする。
それはあっけなく終わってしまった為か、不解な謎が残っている為か・・・。
一番の謎はソフィーがずっと白髪のままだったということ。
何を意図してそうなったのかは不明だが、また課題を提示されたってこと。
原作を読んでまた見に行かないと答えは出そうにないな・・・。