JR福知山線脱線事故

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/jr_fukuchiyama_accident/
時事ネタにはあまり抵触しない俺ですが、流石にこれは言いたいことが。
原因などはニュースなどでご存知の通り、まだ特定には至っていない。


さて、東海地方の主な鉄道は制限速度を越えると自動ブレーキがかかるようなシステムになっている。
加えて地下鉄に関しては新幹線と同じATCという前の列車との距離を一定以上に保つものを採用している。


さてさて、本題はここから。
鉄道と言えば定刻運行だし駅の停車位置も数cm単位の正確さ。
外国なら数分の遅れは当たり前で停車位置という概念すら無い。ホームに収まれさえすれば良いのだ。
日本の鉄道技術は素晴らしいね。
素晴らしくなったのは過密で高速な運行形態にあると言われている。
駅には多方面から膨大な量の列車がやってくる。
この列車も事故現場の次の駅、尼崎からJR東西線に入り大阪駅の南を回って京橋からJR片町線に入る。
福知山線からはこの系統と、尼崎から大阪駅を経由して京都方面(東海道本線)へ行く系統もある。
つまり、ここで遅れれば他の線も遅れてしまう。大阪駅東海道本線もだ。
長距離を走る列車もある。だから日常的にダイヤを狂わしてしまうと大混乱になってしまい、衝突事故も起こりかねない。
乗り換えれなかったら客から文句が来るし。
日本の鉄道の、この正確さという長所が命取りになったとは言えないだろうか?
そこが一番の問題点ではないだろうか?
いつの間にやら素晴らしいが日常の当たり前になってしまった。


1分の遅れも許さない乗客。
厳しい減給処分。


こういった計り知れない重圧を運転手に載せつけているのは誰なのか。
その奥底に本当の原因があるのではなかろうか・・・。



追記。
今日は万博のリニア館で100万人達成の記念式典が予定されてたけど中止したそうで。
そんで、その時にパビリオン中にいた1000人に記念ピンバッジを進呈したらしい。
アテンダンドに事故について野蛮なことを言った輩もいたと聞く。
西と東海は全くの別会社なのにね。
頑張れ。超頑張れ。