荒れたダート9.4km

今日は入サイでしたね。前々から予定があったので行けなかったけど・・・。
っていうか、みどりの日・・・今は昭和の日にやるって慣習はもう消えたのね。
で、前々からあった予定とはドライブです。
メンバーはえださん+ぽけをた仲間3人の合計5人。
一人は前回に静岡の林道に行った人です。id:uenov:20081207


まず向かったのは国道260号線の棚橋隧道→場所
2002年に新道が出来たばかりで旧道はまだ国道から解除されてない正真正銘の国が所有する道です。
だが、この道は離合もできない狭小道路。ああ素晴らしき酷道
その道を行けば、筆舌に尽くしがたい素晴らしいトンネルがあるのですよ。
まぁ言葉より実物。写真を見てくれ。念のためにもう一度言っておくが、国道のトンネルです。

















非情に珍しい鍵穴形のトンネル。そして狭い。だが中は広いという・・・。
ちなみに、ここまでの道幅もずっとこんなもんです。
↓動画が上がってた
http://www.youtube.com/watch?v=ErEKLXnRvms
この動画のスタートである東側は新道延長工事で入れなかったけど。
でも西側からなら普通に行けました。もうね、感動ですよ!
高速も延びたし、かなり手軽に行けるようになりました。


で、お次は尾鷲と熊野の境界となる峠へ→場所
ここは昭和43年に現在のトンネルが出来るまではこちらのルートでした。
昭和34年にこの区間紀勢本線が完成するまで国鉄バスが通っていました。
と言うと普通の旧道と思われるかもしれない。だがここは違う!
非情に険しい道なのです。それは当初は道が造れず一部区間がロープウェイだったほど。
しかも、そのロープウェイが非情に貴重なものなのです。日本で最初の索道なのですよ!
http://yanoko.blog85.fc2.com/blog-entry-15.html


ロープウェイ跡が上の駅跡がかろうじて残っている程度。
今回はそれを見に行こうとしたけど目印は全く無く、森の中なので発見できずorz
まぁ荒れたダートや手掘りのトンネルを堪能出来たので良しとしましょう。






ちなみにこれは尾鷲側。熊野側は橋が落ちて完全に通行止め。
なので放置されて数え切れない土砂崩れ、路上に育った樹木によって二輪でも困難な道に。






歴史に埋もれ、忘れ去られる廃道。山中に存在するその異様な遺構。
この魅力はたまりませんな(ぅ


ちなみにYMWVで一度行ったことがあったり。
今回は確認したい場所がいくつかあったので行ってみました。
さて、次はどこに行くかな?